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2.女教皇

2.女教皇
2.女教皇(逆位置)

女教皇は教会に仕える女性です。イメージだと修道女やシスターでしょうか?日本だと巫女さんが近いかと思います。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。

1.どんな状況?

女教皇は愚者や魔術師のカードと色合いや雰囲気がだいぶ違いますよね。黄色が多かった愚者や魔術師と比べると全体的に明るい青がメインです。そして両側に白と黒の柱。建物の中にいます。真ん中に座る女性(修道女)は書物を手にしてこちらを見ています。

人物イメージは巫女さんが良いかと思います。ちょっと話しかけづらい感じです。冷たい感じを受けます。彼女は書物に書いてあるマニュアルに厳格で、相手の人がルールを守っているかマニュアルを見ながら客観的に、冷静にチェックしている状況です。観察力は鋭いです。細かいところまできちんとしていないと気がすまないので、大雑把な状況や人物を見るとイライラしてきます。だらしないことが嫌いです。相手に合わせるとかといった柔軟性はありません。

学校でいうと風紀委員の女性やクラスの中の優等生的な女性でしょうか?ホロがイメージできる人物は、東大生としてクイズ番組によく出ていた鈴木光さんです。

日常あるあるシチュエーション

  • マニュアル通り、学校の規則や会社や社会のルールをきちんと守っている。
  • 経理の仕事のように、細かくて正確さが必要な事をしている。細かいところまで丁寧にやる。
  • 一人で椅子に座って本を読んだり勉強している。
  • 相手の言動を少し離れたところからじっとうかがっている、チェックしている。
  • 相手(異性)との距離がなかなか近づかない状況
  • 真面目に勉強や仕事をしている、仕事で手を抜かない。完璧でないと気がすまない。
  • 貞操が固い状況、奥手
  • クーラーの効いた涼しい部屋の中にいる

などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、あまりにも完璧や潔癖さが出てしまい、それを他人に強要します。観察力を悪い方に使ってしまいます。例えば重箱の隅をつついたり、相手のあら捜しが得意だったり、気難しさが全面に出てしまった女性です。他人の細かいことが気になって妥協できず、許す寛容さがありません。杓子定規で頭の固い女性というレッテルを貼られそうです。

  • 相手の欠点ばかりをあら捜ししている
  • 書類に間違いがないかチェックしているお役所の職員。些細なミスでも否認している。
  • 細かいことに腹を立てて文句を言っている
  • 嫁がきれいに掃除しているかチェックしている姑
  • 冷え切った人間関係、恋愛
  • だらしない人が許せず、ヒステリックに相手を攻撃している
  • いる部屋が寒くて凍えそうな状況

などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードの人物のようになりなさいというアドバイスになります。つまり、ルールを守ってきちんとして!あいまいなままにしないでね!とカードは伝えています。

正位置なら、ルールに従って淡々と進めましょう、なーなーな状況のままにしないように、相手と少し距離をとって対応することなどです。また、相手(対象)を客観的に見ましょう。何かの基準を元にして、主観を入れないことが大切です。人や状況によって態度を変えるのもNGです。

その他には、家の中で本を読む(勉強する)のもいいでしょう。

逆位置なら、逆位置の女教皇のようになれば良いのです。とはいえ、融通の効かない嫌な女になる必要はありません。ルールに則って、間違っていたら間違っているとはっきり相手に伝えましょう。相手が誰であっても、変な遠慮や妥協をしないことです。ただ、言い方には気をつけましょうね!

あと、馴れ馴れしい態度、だらしない事はしないようにしましょう。