ワンドの5は何やらみんなでワンドを振り回してますね!そして、ここに描かれている人物の中にあなたがいます。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。
1.どんな状況?
5人の人物が争っているように見えます。服装を見てもみな同じ様な服ですので、上下関係がある集団ではなさそうです。だれがリーダーでもなくみんな同じ立場の人ですね。お互いが敵でもなさそうです。
ワンド(棒)を持っていますが、実際に棒を持って喧嘩しているわけではありません。ワンドは目に見えない意欲や情熱です。仲間内で揉め事が発生しているように見えますが、正位置では建設的な争いや議論と考えます。ただ、まとまるまでには至りません。
日常あるあるシチュエーション
- これからのチームやプロジェクトの方針をどうしていくか、白熱した議論をしている
- 仲間、チームのレベルが上がるように、試合に勝つためにみな切磋琢磨している
- チーム内で同じポジションを取り合っている、ライバル関係。
- ランチタイムでお店が忙しくてスタッフがみんなバタバタしている状況
- お祭りやイベントで盛り上がっている
- ネットオークションやセリをしている状況。
などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、建設的な競争ではなく、足の引っ張り合いや議論のための議論をしているような状況です。まとまらず、収拾がつきません。無駄に忙しい状況やガヤガヤしている雰囲気もありますね。
- グループワークで意見がまとまらない状況(批判のしあい、発散しすぎ)
- 仲間でどこに遊びに行こうか話し合っているが、みんな自分勝手なことを言っている。
- 失敗の責任を仲間の中で押し付けあっている、お互いの足を引っ張り合っている。
- チームワークが悪く、目標達成のためにみんなで1つになれない状況
- 騒がしいところ(繁華街など)にいる
- 家庭内の揉め事、社内での派閥争いに巻き込まれている
などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。仲間と切磋琢磨しましょう!目標を実現するためには活発な議論が必要だよ!とカードは伝えています。正位置でも逆位置でも試行錯誤することは大切です。
正位置なら、正々堂々戦いましょう、切磋琢磨しよう、活発な意見交換をしよう、しっかり自分の意見を言おう!ということですね。そして、もう少し今の状況をブラッシュアップしましょう。
逆位置なら、逆位置のようになりなさいということなので、まとめることは考えずとにかく意見を出し合おう、発散してもいいから主張し合いましょう、周りを巻き込んで大騒ぎしたほうが良いよ!とカードは言っています。
時には議論も発散させるべき場合もあります。それはそれで意味があるのです。
上下関係が決まっていないグループは、とかくワンドの5の様な状況になりやすい環境と言えます。だれかがリーダになると(ワンドの6のように)チームはまとまりが出てきます。みんな平等が良いように思えますが、案外フラットな世界は争いが絶えないしまとまらないのです。