ペンタクルの4の人物はペンタクルをしっかり抱えてます。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。
小アルカナの数札で王冠をかぶっているのはこのカードだけです。あまり立派な人物には描かれていませんが、お金や物や不動産は結構持っているようです。
1.どんな状況?
けっこうシュールな人物が描かれていますね。金貨(ペンタクル)を頭の上に乗せ、お腹に抱え、両足で踏みつけています。あなたは自分の持っているペンタクルを人に取られたくないようです。執着しています。ペンタクルはお金以外にも地位や権力や役職・役割という意味もありますので、手放したくないものは、そういったものかもしれませんね。ですので、バックの色がグレイであるように、あなたの気持ちはすさんでいます。
日常あるあるシチュエーション
- ものやお金に執着している。ちょっとでも損をしたくない。
- しっかり貯金している。お金の管理に余念がない。
- 全て自分のものにしたい。相手を支配したいと思っている。独占欲が強い状況。
- 相手のために何かしようとは思わない。自分の結果や成果がすべて。
- お金儲けしか興味がない。
- 今のポジションに執着している。絶対に取られたくない。
- しつこくおなじことしている、やり方を意地でも変えない。
- 大事に使う、節約する
などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、ペンタクルは落ちてしまいそうですが、しっかり抱えていますし、足の上にうまく乗っかっていますよね。意地でも手放したくないのがミエミエです。すごい執着です。頑固に守ろうとしたため、大事なものを失ってしまいます。また、一生懸命守っていたものが古くなったり価値がなくなってしまいます。持っていても意味がありません。むしろ重荷になってしまいます。中学生ぐらいのバスケで、2人がボールをしゃがみこんで取り合ってるような状況です。
- セールで安くなるのを待っていたらSOLDOUTになって買えなくなる。
- お相手の行動を過度に管理しようとして振られてしまう。
- 昔ながらのやり方を変えなかったので、お客さんがどんどん減ってしまう。
- 自分のやり方を頑なに変えないので、仲間が去っていってしまう。
- 欲をかきすぎて逆に損をしてしまう。値段が上がると思って買い占めしたが売れなかった。
- 安さにこだわって粗悪品をひいてしまう。結果的に損をする。
などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。つまり、あなたの持っているものをしっかり守りましょう!ということです。
正位置なら、今の資産やポジションを維持するために頑張りましょう、減らさないようにしっかり管理して!、諦めて手放してはだめですよとカードは言っています。お金も節約するといいですね。計画的に使いましょう。あえてやり方は変えないほうがいいでしょう。あきらめないで何度もやってみましょう。
逆位置なら、手放さないことで悪い結果になるわけですから、執着するな、手放せ!ということです。捨てる、こだわらない、ケチらない、独り占めしちゃだめですということですね。
ただ、全部手放す必要はありません。使えるものは残し、要らないものはさっさと捨てましょう。独り占めも良くないですよ。少しでもいいので分けてあげましょう。