ワンドの7は6人から攻められていますが、地の利を生かして善戦しています。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。
1.どんな状況?
あなたは下からワンド(棒)で突かれています。でも逃げずに対応していますね。あなたの方が上にいますので、主導権を取っています。そして状況としてはあなた主導で有利に進めていることがわかります。下からの棒が何を意味しているのかですね。多くの仕事やタスク、課題や宿題かもしれませんし、ライバルや組織かもしれません。
日常あるあるシチュエーション
- 自分のペースで物事が進んでいる状況
- 試験や面接はあなたに有利に進んでいる(パスできそうな)状況
- あなたが他の競争相手よりリードしている状況。勝てそうな状況
- 相手との交渉があなた側に有利な状況。コンペでいい感触を得ている。
- あなた主導で物事が進んでいる。あなたがイニシアチブを取って進めることができている。
- かなりの仕事量(宿題)だけど、頑張ってこなしている。
- 地の利がある、得意な方法でスムーズに順調に進んでいる。
などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、あなたが不利な立場にいたり、がんばっているんだけど思ったように進まず苦戦しています。サッカーなどでアウェイの場所で戦っている感じでしょうか?
- 自分のペースで物事が進んでいない状況
- あなたのチームがリードを守りきれずに負けてしまう。
- あなたの得意なやり方で進めているのにうまくいかない。
- 不利な状況で苦戦している。がんばってはいるけど手こずっている。
- リーダーのあなたが部下やメンバーから突き上げを食らう。グループをまとめきれない。
- 相手やライバルとの争いがヒートアップする。一触即発の状況。
- 仕事や勉強中に横槍が入り思った通りに進まない。余裕をもってできていない。
- 恋愛でパートナーを横取りされてしまう。トラブル発生。
などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。つまりあなたが主導権を取って進めましょうとカードは伝えています。
正位置なら、自分の得意な方法で進める、上に立ってイニシアチブを取る、先手必勝で逃げ切るなど、あなたのペースで変化球は使わずに正面から取り組んでいけば大丈夫でしょう。受け身にはならないことですね。
逆位置なら、逆の状況になりましょうということなので、あなたが主導権を取らないほうがいいよ!ということですね。あなたが中心に進めると、逆にトラブルの種ができてしまいます。あなた中心で進めない、マウントを取らない、受け身になるなど、正面切ってやるより柔軟に少しやり方を工夫したほうが良さそうです。
また、あえて困難な選択をしたほうがいいよとも言っています。自分のホームで戦うのではなく、アウェイの環境に身をおいて頑張ってみるとか、山を登るにしても難易度の高い道を選択するなど、あえて自分に難しい課題を課すなどしてみてください。