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ペンタクルの2

ペンタクルの2
ペンタクルの2(逆位置)

ペンタクルの2はストリートパフォーマンスをしています。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。

1.どんな状況?

このカードが出てもあなたがストリートパフォーマーになるわけではありません。あなたは2つのペンタクルを器用に操っています。それも片足立ちですね。なかなかのバランス感覚です。後ろの海は、かなりの高波で荒れてますので、状況的には相当不安定で変化が激しい状況なのですが、あなたをその中を波に合わせて乗りこなしています。

また、2つのペンタクルを2つの選択肢と考えれば、どっちにしようかな~と迷っている状況です。ただ、迷っていても深刻さはありません。「どっちでもいいけどどっちにしようかな~」という感覚ですね。

2つのペンタクルは∞の縄でぐるぐる回されているようです。大アルカナでも∞のマークにある人物が何人かいましたが、どの人物も器用で今の状況にあわせて柔軟に対応できる人物でした。あなたも同様の人物です。

日常あるあるシチュエーション

  • フリーランスをしている。収入は不安定だけど自由にやっている。楽しんでいる。
  • 家事と仕事を両立している。副業をしている。
  • 2つのことを同時にしている状況。ながらスマホしながら渋谷を歩いている。二刀流
  • お昼に何を食べようか迷っている(例えばイタリアンにしようか中華にしようか?)
  • どっちも好きなんだけど、決められない。
  • 市場の動向を見極めながら臨機応変に株の運用をしている
  • 風見鶏とか言われるが、その時その時の一番いい相手と取引して(付き合って)いる。
  • 大接戦で、取ったり取られたりのシーソーゲームになっている
  • 行った先々の文化や風習に合わせて生活している。
  • ほろよい気分。

などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、さすがにバランスを崩して転んでしまった状況ですね。不安定すぎる、どっちかに傾いたままの状況です。愚者の逆位置っぽさがあります。二刀流がうまくいかなくなった状況です。「二兎追う者は一兎も得ず」ってやつです。

  • 収入より支出のほうがいつも多い。赤字続き。生活が安定しない。
  • フリーターもしくはニート。収入がほとんどない。定職につかずフラフラしている状況。
  • 親のすねをかじっている。誰かのヒモみたいな生活をしている。
  • 交際が長続きしない。遊びのお付き合い。先のことは考えていない。
  • 歩いていたり、自転車やバイクで転倒する、転びそうになる。飲み過ぎ、貧血などでふらつく。
  • 超楽観的で、将来も何とかなると思って今を楽しんでいる。
  • 人によって態度を変えたり、言っていることが違うので信用されない状況
  • 二股をかけて失敗する、ダブルブッキングする

などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。柔軟に、臨機応変に対応するといいよ!とカードは伝えています。選択を迫られたとき、必ず1つにしなくてはいけないと思い込みがちですが、別に両方選んだっていいんだよ!ということです。

正位置なら、どちらかを1つを選択しないでいい=両方取ればいいよ、二刀流でOK!ということですね。周りの変化に合わせて臨機応変に対応してください。状況が不安定でもうまくバランスを取って不安定さや変化を楽しみましょう。

逆位置なら、逆の状況になればいいということです。先のことはその時になって考えてください。あえて予定や計画を立てなくてもいいですし、相手によって態度を変えてもいい、有利な方につけばいいということです。二股かけてもOK。

無責任な感じがしますが、臨機応変さが大切です。周囲の環境の変化が激しい時は、計画をたててそれに従って進めるより、その時その時の相手や状況に合わせて柔軟に対応する方が大切ですよと言っています。
それが占いのテーマに向き合う上で重要なポイントだということです。