ワンドのペイジにはワンドを持ってそれを見つめる少年が描かれています。そして、ここに描かれている人物は、「あなた」もしくは「あなたと深く関連する人物」のどちらかです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」か「この様な人物と深く関係する」ということになります。
ペイジの人物像についてはこちらを参考にしてください。
ペイジは必ずしも子供とは限りませんし、男の子とも限りません。人物カードは見た目というより精神年齢や言動で考えましょう!
1.どんな状況?
子供にもいろいろな性格の子供がいますが、ワンドのペイジは元気で積極的な子供です。外で鬼ごっこをしたり缶蹴りをしたりドッジボールやサッカーが好きな子供ですね。思ったことはすぐやる、はっきり思ったことを言う、勝ちたい、人に負けたくないといった気持ちをストレートに表現します。
また、このカードは別名メッセンジャーカードとも言われています。何かの知らせが来ることを暗示しています。
ワンドのペイジの特徴的な言動
- 思ったことはすぐに行動する。結果はあまり考えない。
- 思ったことはそのまま言う。相手がどう思うかとかあまり考えない。悪気はない。
- 勝ちたい意識が強い、勝つために必死で頑張る
- 目標を持って行動している。その目標は大きな目標というより小さな目標。
- 人の言うことは素直に聞く、天真爛漫。
- チャレンジ精神が旺盛
- いい知らせが舞い込んでくる。
イメージできる人物像は、アラレちゃんとかクレヨンしんちゃんあたりです。女性だったら「おてんば」ってことですね。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、周りに気を使わないことが悪い方向に出た状況を表します。空気が読めない、自分勝手、TPOをわきまえないなど、公共の場でマナーを守らなかったり、自分が迷惑行為をしていることに気づかない人物です。
- さわがしい、うるさい、大きな声を出す、すぐ怒る。あばれる。やっかい。
- 落ち着きがない、我慢できない、感情を抑えられない。
- 思ったことはそのまま言う、感情をむき出しにする。
- やることが荒っぽい、物を壊したり、すぐ捨てたりする。
- 周りへの気遣いがない。人に合わせられない。
- 悪い知らせが舞い込んでくる。
イメージできる人物像は、わがままなジイさんでしょうか?年をとると、逆に理性の抑えが効かず思ったことをそのまま言うようになりますよね。喉が渇くとお茶もってこい!気に入らないと出て行け!みたいな老人をイメージしてください。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。元気で素直な子供のようになりなさい!とカードは伝えています。
正位置なら、素直さが重要です。そしてあまり損得を考えないで行動しましょう。素直に行動する、思ったことはすぐやってみる、いいと思ったら良いと言う、嬉しかったら喜ぶ、素直にありがとうと言うなど、何かを伝える場合にっは素直さが大切ですとカードは言っています。
あと、目標を見つけてみましょう。やりたいこと、夢中になること、熱くなれること探してみてください。自分からやってみることです。受け身ではだめです。小さなことで構いませんので、自分でやれることを見つけることが大切です。
逆位置なら、逆の状況になりなさいということなので、わがままになっていいよということです。あえてこのカードは出るということは、あなたは周りのことを気にして自分を出せていない可能性があります。多少周りに迷惑をかけてもいいから、もっと子供になっていいんだよ、自分の好きにやればいいじゃない!とカードは伝えています。