ソードのペイジにはソードを持って何かしようとしている少年が描かれています。そして、ここに描かれている人物は、「あなた」もしくは「あなたと深く関連する人物」のどちらかです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」か「この様な人物と深く関係する」ということになります。
ペイジの人物像についてはこちらを参考にしてください。
ペイジは必ずしも子供とは限りませんし、男の子とも限りません。人物カードは見た目というより精神年齢や言動で考えましょう!
1.どんな状況?
子供にもいろいろな性格の子供がいますが、 ソードのペイジは賢い子供です。頭の回転が早く好奇心旺盛で、コミュニケーションが上手く、言葉できちんと表現する(伝える)事ができます。冷静で事実を正しく把握する力があります。判断力もあります。ただ、ソードのペイジはそれを表に出しません。このカードは別名スパイカードと呼ばれることもあります。何かを決める状況ではなく、決めるための情報収集をしたり作戦を練っている状況です。判断や選択はするけど、事前によく調べてから判断する慎重なタイプです。
ソードのペイジの特徴的な言動
- 地頭がいい、状況判断が的確、人の意見に左右されない冷静さがある。
- 判断力がある、コミュニケーションが得意、人とうまく合わせられる。
- 情報収集や情報発信がうまい。SNSもフォロワーが多い。物知り。
- 観察力がある。好奇心旺盛で流行に敏感。
- 探りを入れたりして、相手からうまく情報を引き出すのが得意
- あまり目立たずに情報を仕入れたりするのが得意。みだらに情報を安売りしたり、言いふらしたりはしません。
- 判断はするけど慎重なタイプ。比較検討に余念がない
- 問題を解決するための情報を収集したり、作戦を練っている状況
イメージできる人物像はコナン君や一休さんです。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、頭はいいんだけど、それを悪い方に使います。好奇心が悪い方に出ます。言い訳が得意で、ずる賢くって、相手の出方を見るような、探りを入れてくるような人物です。スパイ的な行為、つまり盗み聞きするとか、意図的にガセを流したりするかもしれません。また、持っている知識が受け売りで付け焼き刃なため、すぐ化けの皮が剥がれてしまいます。
- 悪賢さを出す、嘘をついている
- 自分が悪くても言い訳をする。その言い訳が結構うまい。口達者。ああ言えばこう言う。
- うまくごまかす。せこい。とぼけたり、はぐらかしたりするのが得意、狡猾な作戦を考える。
- 詮索するのが好きで、あれこれ知りたがる。噂話が大好き。
- ネットの情報を鵜呑みにしてしまう、フェイクニュースを信用して広める。
- 秘密を簡単に漏らす。尾ひれをつける。
- ちょっとネットで調べただけの知識を言ったら、相手から突っ込まれてしまった。
- 正しい情報が得られない、事実確認ができておらず間違っている情報を信じている。
イメージできる人物像は、子供のふりをして刑事さんから情報を聞き出すときのコナン君ですね。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。頭を使って賢く対応しよう!とカードは伝えています。そのために重要なのは正確な情報収集と現状把握です。
正位置なら、判断するための正しい情報を収集しよう(情報ソースを確認する)、いろいろ作戦を立ててみよう、相手から知りたい情報をうまく引き出そう、SNSをうまく活用しよう、コミュニケーションをきちんと取って!とカードは言っています。ただ、どちらかというと慎重に目立たずにこっそりやったほうがこのカードらしさが出ます。
逆位置なら、逆の状況になりなさいということなので、うまく相手をはぐらかしたり、とぼけたり、ごまかしたり、言い訳しましょうということです。今の状況は必ずしも全て正直に対応しなくてもいい場面かもしれません。本音は隠しておく方が良いかもしれませんし、探りを入れたり、カマをかけてみることも必要なのではないですか?ということですね。