カップのキングには、カップと王笏を持って椅子に座っている立派な男性が描かれています。そして、ここに描かれている人物は、「あなた」もしくは「あなたと深く関連する男性」のどちらかです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この男性のようになっている」か「この様な男性と深く関係する」ということになります。
あなたが女性なら、このカードがあなた自身の状況を表すことは(普通)ありません。 あなたと深く関連する男性と考えて当てはまる人物がいないか考えてみてください。。単純に水の星座の男性(蟹座、蠍座、魚座)として出てくる場合もあります。
キングの人物像についてはこちらを参考にしてください。
キングは男性ですが、ペイジのような子供っぽさもありませんし、ナイトのように現場で汗をかいて手を動かすような人物ではありません。人物カードが誰を表すのか考える時は、精神年齢や言動で考えましょう!
1.どんな状況?
この男性は、ワンドのキングのようなガツガツした印象はありません。物静かで物腰が柔らかい印象を受けます。色白で男らしさは感じません。優しそうで相談に乗ってくれそうな感じがします。でもキングですので、風格や自信は垣間見れます。決断力もあります。ローマ教皇や令和の天皇をイメージすると良いですね。
カップのキングの特徴的な言動
- 仲間思いで包容力がある。思いやりを感じる言葉や行動をする。
- 人の繋がりや気持ちを汲んで人事を決めたり、経営判断をする。
- 困っている人がいると率先して助けに行く、支援を惜しまない。
- ボランティア活動や慈善活動にも熱心。
- 言葉の表現が情緒的。イメージで語る。
- 聞き上手。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、情に流されすぎて判断を間違えたり、周りの考えに流されやすくなります。上に立つ人や年配者、お父さんとしてはちょっと頼りなさを感じます。また、陰でこそこそ企んだり、怒る時はネチネチと説教するタイプです。
- ついていくには頼りない感じがする。自信のなさが感じられる。
- ぐいぐい来る人がいると、負けてしまう。他人に影響されやすい。
- あまり本音を語らない、隠す。裏で取引する。
- 核心を突かれるとはぐらかしたり、嘘をつく。
- 酔っ払い、ギャンブル中毒、恋愛依存症
- 立場を利用してずるいことをする。恋愛なら不倫とか浮気、仕事なら利益共用など。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。相手を受け入れる寛容さと優しさが大事ですよ!とカードは伝えています。また、こういう男性と関わるといいよ!とも言っています。
正位置なら、相談に乗ってあげる、話を聞いて共感してあげる、気持ちに寄り添ってあげることがポイントになります。困っている人がいたら率先して手を差し伸べてあげましょう。大事なのは「寛容さ」です。
逆位置なら、逆の状況になりなさいということなので、相手に本音を言わないこと、核心を突かれても適当にはぐらかしてしまってください。表でオープンに何かするのではなく、裏でいろいろ根回しなどしてみると良いかもしれません。その方がうまくいくということです。