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ペンタクルのキング

ペンタクルのキング
ペンタクルのキング(逆位置)

ペンタクルのキングには、高そうな服を着てペンタクルを膝に乗せながら座っている男性が描かれています。そして、ここに描かれている人物は、「あなた」もしくは「あなたと深く関連する男性」のどちらかです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この男性のようになっている」か「この様な男性と深く関係する」ということになります。

あなたが女性なら、このカードがあなた自身の状況を表すことは(普通)ありません。 あなたと深く関連する男性と考えて当てはまる人物がいないか考えてみてください。。単純に地の星座の男性(牡牛座、乙女座、山羊座)として出てくる場合もあります。

キングの人物像についてはこちらを参考にしてください。

人物カードを理解しよう

キングは男性ですが、ペイジのような子供っぽさもありませんし、ナイトのように現場で汗をかいて手を動かすような人物でもありません。人物カードが誰を表すのか考える時は、精神年齢や言動で考えましょう!

1.どんな状況?

この男性は、4人のキングの中でも一番立派な椅子に座っていますね。そして服装も豪華な衣装を着ています。このキングはすでにかなりの実績を収めていて、収入的にも安定していて高収入を得ている人物です。資産も相当持っていそうです、お金やものに関しては満たされていますので、ワンドのキングのように、もっと上を目指そうとか別の分野でチャレンジしようというような意欲は持っていません。安定志向のキングです。

ペンタクルのキングの特徴的な言動

  • 仕事で成功を収めている。一定以上の役職についている。
  • 国家資格レベルの資格を持っている(医者、弁護士、税理士など)
  • 社会的ステイタスがある。
  • わりとお固い仕事をしていて、収入が安定している。サラリーマン(会社役員)や公務員。
  • 貯金がたくさんある。投資などで貯金を堅実に増やしている。
  • どっしり構えている。落ち着いているタイプ。
  • 立派な家に住んでいる。ものには困らない。貯金も資産もある。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、手に持っているペンタクル(過去の栄光や実績)が落ちてしまいますよね。昔とった杵柄で今のポジションにいますが、すでにオワコンの人物です。例えば、今となっては使えないスキルしか持っていない、古い知識でなんとか生き延びている(情報が古いまま)、貯金(資産価値)が目減りしているなどです。もうリタイヤした人やおじいちゃんみたいな人かもしれません。

  • 持っている資産が活用できていない。古くなって価値が下がったり修理やメンテが必要な状況。
  • 経験やノウハウが時代遅れになってしまっている。今の時代にミスマッチ。
  • 考え方が古い。頭が固い。昔の成功体験を元に行動する。時代の変化についていけていない。
  • 自分の立場を利用してパワハラ的な行為をする。老害。
  • 定年間近の窓際族(昔はがんばってた)もしくはもうリタイヤしている。年金受給者。
  • 行動しないこと、安定的な状況が悪い方に出る。守りに入っている。
  • 運動不足でメタボ。老化が進む。
  • 金持ちなのにケチでせこい。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。安定志向で持っているものを大事にして!とカードは伝えています。

正位置なら、今持っているスキルを磨き続けよう!経験を生かして着実に結果を出そう!安定志向でいいよ!ということです。リスクを犯してまでチャレンジしたり方向転換する必要はありません。今まで得たものをベースに着実に増やしたり、持ってるスキルを別の人に伝授する(例えば本にしたりする)ことが大事です。また、解決策としてあなたの立場を使ったり、お金で解決するのもありです。

逆位置なら、今持っているペンタクルは役に立ちません。磨いても輝きません。なのでとにかく現状を維持することに専念しましょう。今のポジションを死守する、ケチでセコくてもいいから資産を減らさないことです。年金生活しているイメージです。行動面でも下手に動かない、無理なチャレンジはしないことです。健康面でもかなり老化が進んでいるかも?だからといって無理な筋トレはしないように。現状維持を目標に。

違いは、正位置は着実に増やすこと、逆位置は減らさない・現状維持することです。