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カップの6

カップの6
カップの6(逆位置)

カップの6はお兄さんが弟にお花をプレゼントしています。そして、花をもらっている人物はあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。

※あなたが花をあげている方の人物の場合もあります。

※描かれている人物は、割と近い関係の人です。家族や親戚の誰か、付き合っている、付き合ったことのある人などです。仕事の関係ではないでしょう。この2人の関係に売買(お金の受け渡し)や役職上の上下関係はありません。

純粋に何かをしてあげたいという気持ちが書かれています。例えるなら。公園で見つけた四つ葉のクローバーを好きな子にあげるときの気持ちです。

※このカードはプレゼントする気持ちにフォーカスされています。プレゼントのモノ自体にフォーカスされるのはペンタクルの6の方になります。

1.どんな状況?

この絵に描かれている状況は、あなたが以前にあった出来事です。あなたは花の入ったカップをプレゼントされています。嬉しい出来事ですね。近未来や結果に出ると、以前の嬉しかった出来事を思い出したり、思い出すような出来事に遭遇するようです。例えば、以前に来た場所に来てその時のことを思い出す、以前に見た映画を見て当時の記憶が蘇ることなどもありえます。その出来事はいい思い出、楽しかった思い出です。過去ではありますがそんなに昔の事ではないかもしれません。案外昨日あったのことかもしれません。ポイントは何らかの出来事で、時間が「過去」に戻されるということです。

日常あるあるシチュエーション

  • 過去楽しかったことを思い出している。昨日の楽しかった出来事を思い出している。
  • 以前楽しかった場所にまた行くことになって、その時のことを思い出している。
  • 久しぶりに幼なじみ、前の友達と会ったり連絡を取り合う
  • 同窓会に出る、そういった昔の学校や会社、サークルのメンバーで会合がある。
  • 過去のアルバムやブログを見返している、懐かしいなあ。
  • 元彼との楽しい思い出に浸っている。あの頃は楽しかったなあ。
  • 現在一人暮らしをしていて、ちょっとホームシックになっている。
  • 単純に絵の通りで、身近な人にプレゼントをあげたりもらうこともあります。
  • ホテルを取ったらまた同じ部屋だった。前の記憶が蘇る。

などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、以前の思い出に浸っていたいんだけど、現実に戻されている状況です。あなたの頭の中は「今」に戻されています。現実に戻ったときの状況は大きく2つあるかと思います。1つは、感傷に浸っている場合ではないという現実感が来る場合と、もっと感傷に浸っていたいという思いが強い場合ですね。

  • 単純に絵の通りでお相手にプレゼントしたけど反応がない。喜んでもらえない。
  • 現実逃避していた状況から我に返り、現実を直視している状況(現状は厳しいけど何とかしようとしている)
  • 過去を精算する、忘れる、すっぱり捨てる、元カレの思い出は捨てる。前を向く。
  • 現実逃避していた状況から脱出できず、現実を直視できていない状況(現実は厳しいので逃げている)
  • いつまでも子供みたいな発想をしている、子供っぽさが抜けない。自立していない状況。
  • 赤ちゃん返りしている、お相手にべったり甘えている。

などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。昔の楽しかった頃を思い出すのもいいのでは?とカードは伝えています。

正位置なら、以前のことを回想してみるのもありですよ、感傷に浸ってみてということです。相手の人とのいい思い出に浸ってノスタルジックになりましょう。いい思い出がある場所や楽しんだ所にまた行ってみるのもいいですね。好きな漫画を読み返したり、前に見た映画を見返して感傷に浸るのもいいですよ。

逆位置なら、逆のカードのようになりなさいということなので、いつまでも感傷に浸っていないで現実を直視しましょう、過去を振り返るのはもう止めにしましょう。心の中にしまっておいて!ということです。見てる先を過去ではなく今や未来にすること、それが占いのテーマに向き合う上で重要なポイントだということです。