ソードのキングには、ソードを持ってこちらをしっかり見て椅子に座っている男性が描かれています。そして、ここに描かれている人物は、「あなた」もしくは「あなたと深く関連する男性」のどちらかです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この男性のようになっている」か「この様な男性と深く関係する」ということになります。
あなたが女性なら、このカードがあなた自身の状況を表すことは(普通)ありません。 あなたと深く関連する男性と考えて当てはまる人物がいないか考えてみてください。。単純に風の星座の男性(双子座、天秤座、水瓶座)として出てくる場合もあります。
キングの人物像についてはこちらを参考にしてください。
キングは男性ですが、ペイジのような子供っぽさもありませんし、ナイトのように現場で汗をかいて手を動かすような人物でもありません。人物カードが誰を表すのか考える時は、精神年齢や言動で考えましょう!
1.どんな状況?
この男性は、どんな時にも冷静で感情を表に出さずに決断できる人物です。基本的に気持ちを察するという考え方がありません。カードの中で最も切れ味の良い剣を持っている人物です。状況(事実)に基づいて相手が誰であっても同じ判断をします。一面的には判断せず、総合的な判断をします。頭脳明晰ですが、人間として見たときには冷酷すぎる印象が強いでしょう。恋愛の相談で出てほしくないカードの1つです。
ソードのクイーンとの大きな違いは、キングは権力(力)を使って剣を行使する点です。裁判官です。
ソードのキングの特徴的な言動
- 曖昧さがない。AかBかどちらかを客観的に選択するタイプ
- 冷静でいくつかの選択肢から最適な判断ができる。判断経験が豊富。
- 一面だけで判断しない。いろんな切り口や視点で物事を見れる人。
- 言っていること、やっていることは間違ってはいないが、相手の感情を考慮してない。
- リストラやコストカッターとしては最適な人材。
- だめだと判断したらバッサリ切るタイプ。当然敵は多い。
- 理詰めでいかないと納得しない。
- 頭がよく、斬新なアイデアを思いついたり、人が思いつかないような作戦を思いつく。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、更に剣の切れ味が増します。そして剣を自分のために乱用します。ある一面でしか見ないで主張してきます。理論攻めが得意なパワハラおやじです。何を言っても言い返されるので、論破するのは不可能です。
- ゲームの世界ならその作戦はありだけど、現実世界ではやらないような残忍さを感じる。
- 最短で最適な解を実行してしまう。相当な犠牲が出るがまるで気にしない。
- 権力を乱用する。自分のために容赦なく権力を使う。
- 相手を言葉で追い詰めたり、徹底的に論破する。逃げ道を用意してあげない。
- 人の話を聞かずバッサリと切り捨てる。
- 恋愛でも冷たい対応をする。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。感情を捨てて的確な判断をしましょう!とカードは伝えています。。ソードのAと似たカードですね。
正位置なら、落とし所とか折衷案を考えないこと、はっきりした選択をすることが重要です。このカードが出るということは、曖昧な判断をしてはいけない状況なのかもしれません。感情を捨ててYESかNOか決めることが重要です。結論や判断を先送りするのもよくありません。
判断する際は、総合的な判断をしましょう。ある一面だけで判断してはダメです。キングはすべての状況を加味した上で最適な判断をする人物です。短期的だけでなく長期的、個人的な損得だけでなく関係者全体のメリットなども考えて判断しましょう。
逆位置なら、相手の話は聞かないことです。相手と調整したり気遣う必要はありません。相手が泣きついてきても切り捨てるくらいの冷静さ、厳しい判断をする必要があるよ!とカードは言っています。あなたのせいで泣く人がいても、苦しむ人がいても考えを変えてはダメです。でないと、あなた自身が針のむしろになってしまいます。はっきりNoというべき時なのかもしれません。