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ペンタクルのA

ペンタクルのA
ペンタクルのA(逆位置)

ペンタクルのAはペンタクルを代表するカードです。このカードには人物がいません。でも手はあります。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「ペンタクルを持った人物になっている」ということになります。

1.どんな状況?

人物がいないため抽象的なカードですね。一見どんな状況が描かれているのかイメージしにくいと思います。ペンタクルを載せた手が雲の中から現れています。ペンタクルは形のある価値のあるものですから、あなたはそれを手にしたということになります。ただし、それを形にするにはかなりの努力と手間ひまがかかっています。頑張った証でもあり大事なものなのです。

日常あるあるシチュエーション

  • 頑張った結果、多くの収入を得ることができる。
  • 頑張った結果、マネージャやリーダーに抜擢される。肩書のある役職に就く。
  • 頑張った結果、希望の学校に合格する、資格を取得する。
  • 大事なものやずっとほしかったものを手に入れる。
  • なくしたものが見つかる。
  • 子供ができる。

などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、手からペンタクルが落ちてしまいますので、あなたの大事なものがなくなる、壊れる、使えなくなるといった状況になります。ポイントはあなたが持っていたものがなくなる点です。最初から持ってないものはなくなりませんよね。自ら捨てる場合もありますし、なくしてしまう場合もあります。

また単純に出費が多いのかもしれません。今月は赤字みたいなケースです。

もう一つの考えとして、持っているものを活用できないとも取れます。例えば、才能や資格があるのに生かせていない、それなりの立場にいるのにその役職の仕事をしていない(部長なのに課長の仕事しかしてない)というイメージです。

  • 結構大きな出費が必要になる状況
  • 頑張って得た役職や立場、肩書がなくなる。失業する。バイトやパートの仕事がなくなる。
  • 人に預けていたものが返ってこない、貸したものが返ってこない。
  • 投資したら価格が下がってしまった状況
  • 大事のものをなくす、壊れる、盗まれる
  • なくしたものが見つからない
  • 資格やスキルが役に立たない、もう時代遅れになってしまう。
  • 与えられた役割を果たしていない、宝の持ち腐れ。

などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。つまり、頑張ってペンタクルをゲットしよう!とカードは伝えています。ただしその方法は地道な努力や継続によって得られるものです。ペンタクルには「継続は力なり」が根本にあります。

正位置なら、頑張って目に見える結果を残そう、お金をいっぱい稼ごう、資格を取ろう、希望の学校や会社に入ろう、出世しよう、今の仕事を成し遂げようなどですね。継続が大切です。今持っているものに磨きをかけるのもいいでしょう。頑張ってくださいね!

逆位置なら、継続していることを止めてしまえということなので、逆に大事なものを捨てたほうがいいよ!ということです。

物は基本的に古くなると価値が下がっていきます(不動産とかアンティークみたいな例外もありますが)

資格とかもそうです。昔取った情報処理の資格は今はほとんど役に立ちません。ちゃんと自己研鑽し続けていく必要があります。それができなければ捨てる選択もありなのです。捨てないで大事にする選択もありますが、その場合は別のカードがアドバイスとして出るはずです。

逆位置はそういったペンタクルを手放すこと、捨てること、役割や資格を返上することが大事ですよ!と言っています。あなたは今でもそれが大事なものだと考えているのですが、周りから見るとそれはもう価値が下がってしまったものなのです。

また、形にすることにこだわらないでいいよ!という意味もありますね。もっとプロセスを大事にしてみましょう。いつものやり方を変えてみるのもいいですよ!今までのやり方の延長線ではなかなか解決しないのかもしれません。