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ソードの8

ソードの8
ソードの8(逆位置)

ソードの8に描かれている人物は、目隠しされて縛られて剣に取り囲まれてしまっています。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。

1.どんな状況?

あなたはどう見てもいい状況下にいるようには見えませんね。目隠ししている点、たくさんの剣に囲まれている点を考えると、多くの人間関係や問題を抱えて身動きが取れなくなった状況です。内向きになってしまい周りが見えていない状況です。結果的にあなたは吊るされた男のように動く(行動する)ことができません。孤立状態です。

目隠しをした(された)カードは他にソードの2があります。違いはソードの状況です。ソードの2は剣を持っていますので、自分で判断しようとしているが目隠しされてて判断できない状況です。一方ソードの8は剣を持っていませんね。なのであなたが抱える問題とか周りの状況が目隠しされていて正しく見えていない状況と言えます。またソードの2は剣が2本=2択、一方ソードの8は8本=たくさん=複雑=面倒な状況だということがわかります。

関連カード:ソードの2

日常あるあるシチュエーション

  • そう簡単には解決しない問題に直面して、動けなくなってしまった。
  • 単純に行動が不自由になっている(入院している、留守番している、電車が来ない、門限が厳しい)
  • しがらみが多く、調整しようにも身動きが取れない(こちらを立てるとあちらがたたない)
  • グループ内であなただけ足並みが揃わず(意見が合わず)孤立している
  • 校則やルールが厳しくてやりたいことができない。
  • 自分だけで考えている。なんとかなるのに無理だと思いこんでいる。決めつけている。
  • こだわりが強く周りの意見を参考にする気がない、視野が狭くなっている。
  • 色々問題や課題があることはわかっているけど、見て見ぬふりをしている

などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

2.逆位置はどうなる?

逆になると、身動きができない状況を解決しようと行動した結果、逆に悪くなってしまう状況ですね。まわりの状況を十分に把握せずあせって無理に動いてしまったり、周りの意見を聞かないで自分の勝手な思い込みで行動したり、複雑な状況をよく見ないで軽率な行動をしてしまい、その結果今より状況が悪い方に向かってしまいます。

また、あなたの見方だと思っていた人が、実はそうでなかったり、手のひらを変えてしまうケースもあります。援護射撃してくれる人がいなくなる(逆に敵に回る)ケースも考えられますね。

  • 問題を解決しようとしてさらに状況が悪くなる。軽率な行動に出る。
  • 自分勝手に状況をよく把握しないまま進めた結果、周りから反発を食らう
  • 今の不自由な状況が耐えられず、焦って動いて失敗する。
  • 電車が止まったのでタクシーに乗ろうとしたら、電車がすぐ動き出した。
  • 味方だったり応援してくれていた人が、手のひらを返すように攻撃してきた。
  • 急に周囲の意見が反対や非難になびいてきた。
  • 助けてくれるはずの相手が助けてくれない。フェードアウトされた。

などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。

3.アドバイス

アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。今の状況は複雑で時間もかかりそうです。ですので、現状把握が大事で、それができるまでは下手に動かないこと。とカードは伝えています。

正位置なら、下手に動かない、様子を見る、まずは現状把握が先決です。周りの剣がどこにあってどんな状況なのかを理解し把握してから行動しましょう。目隠しを外すぐらいはしましょうね。でも今は行動するタイミングではありません。行動する前に目隠しを取って(思い込みを無くして客観的に)現状をきちんと確認、把握しましょう。わからないうちは周りの意見に惑わされて行動しないようにしてください。

逆位置でも正位置と基本は一緒です。しばらくは状況が悪化しない対応をすることです。ただ最低限の応急処置までにしておきましょう。焦らず絡まった糸は少しづつほどいてください。周りの人の意見も十人十色ですので参考にしないほうがいいです。周りの人に助けを求めても混乱するだけです。

正位置でも逆位置でも自分で現状把握することが基本です。でも視野は広くがポイントです。もっと状況を俯瞰して上から見てみてください。今まで見えていなかった物事が何か見えてくると思いますよ。