

ソードの8に描かれている人物は、目隠しされて縛られて剣に取り囲まれてしまっています。そして、ここに描かれている人物、これはあなたです。近未来や結果にこのカードが出ると、あなたは、近未来か最終結果として「この人物のようになっている」ということになります。
1.どんな状況?
あなたはどう見てもいい状況下にいるようには見えませんね。目隠ししている点、たくさんの剣に囲まれている点を考えると、多くの人間関係や問題を抱えていて、どうしていいのかわからなくなっています。下手に動くと問題がさらにめんどくさくなったり、悪化しそうです。でも、目隠しを取ろうと思えば取れますし、縛られている紐もユルユルで解こうと思えば解けそうです。つまり、自分から解決する気がない、解決できないと思い込んでる状況ということです。また、剣は周りの人そのものなので、世間体や周りの視線が気になって動けないのかもしれません。
また、持っていない多くの剣は、現代で言うとSNSであなたの発言を読んでいる人、コメントを返してくる人ともいえますね。そういう人の発言やコメントが気になって仕方がないのかもしれません。
目隠しをした(された)カードは他にソードの2があります。違いはソードの状況です。ソードの2は剣を持っていますので、自分で判断しようとしているが目隠しされてて判断できない状況です。一方ソードの8は剣を持っていませんね。なので剣はあなたが抱える問題とか周りの状況が目隠しされていて正しく見えていない(把握できていない)状況と言えます。またソードの2は剣が2本=2択、一方ソードの8は8本=たくさん=複雑=面倒な状況だということがわかります。
関連カード:ソードの2
日常あるあるシチュエーション
- そう簡単には解決しない問題に直面して、どうしたらいいのかわからない状況
- いろんな立場の意見があり、1つにまとめることができない。
- 周りの人の目やSNSの反応を気にしている、気になってしょうがない。エゴサしたら酷いコメントが有った。
- 飲み会を企画しているが、関係者が多すぎてスケジュールが決まらない
- グループ内であなただけ足並みが揃わず(意見が合わず)孤立している
- しがらみが多く、調整しようにも身動きが取れない(こちらを立てるとあちらがたたない)
- 単純に行動が不自由になっている(入院している、留守番している、電車が来ない)
- 自分だけで考えている。なんとかなるのに無理だと思いこんでいる。
- 校則やルールが厳しくてやりたいことができない。
などなど、あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
2.逆位置はどうなる?
逆になると、身動きができない状況を解決しようと行動した結果、逆に悪くなってしまう状況ですね。まわりの状況を十分に把握せず、あせって無理に動いてしまったり、複雑な状況をよく見ないで軽率な行動をしてしまいその結果今より状況が悪い方に向かってしまいます。
- 問題を解決しようとしてさらに状況が悪くなる。軽率な行動に出る。
- 状況をよく把握しないまま進めた結果、周りから反発を食らう
- 今の不自由な状況が耐えられず、焦って動いて失敗する。
- 電車が止まったのでタクシーに乗ろうとしたら、電車がすぐ動き出した。
- 今の状況が良くならないのは、相手のせいだと思いこんでいる。
- 後ろめたいことをしようとしている。
などなど、 あなたがカードを見て思いつくことは全て正解です。
3.アドバイス
アドバイスとして出た時の読み方は、このカードのようになりなさいというアドバイスになります。今の状況は複雑で時間もかかるしあなただけで解決はできそうにないです。ですので、現状把握が大事で、それができるまでは下手に動かないこと。とカードは伝えています。
正位置なら、下手に動かない、様子を見る、まずは現状把握が先決です。周りの剣がどこにあってどんな状況なのかを理解し把握してから行動しましょう。目隠しを外すぐらいはしましょうね。でも今は行動するタイミングではありません。行動する前に目隠しを取って(思い込みを無くして客観的に)現状をきちんと確認、把握しましょう。わからないうちは周りの意見に惑わされて行動しないようにしてください。
逆位置なら、行動してもいいですが、一気に解決しようと思わないことです。正位置と基本は一緒です。しばらくは状況が悪化しない対応をすることです。つまり最低限の応急処置までにしておきましょう。焦らず絡まった糸は少しづつほどいてください。周りの人の意見も十人十色ですので参考にしないほうがいいです。周りの人に助けを求めても混乱するだけです。正位置でも逆位置でも自分で現状把握することが基本です。